今シーズン、大谷選手はエンゼルスと年俸3000万ドル(約43億円)の1年契約を結んでおり、今シーズン終了までにエンゼルスが契約延長をしない場合、FA(フリーエージェント)となる。
FAとなれば、メジャー全球団が動くことは必至だ。
今シーズンでエンゼルスとの契約が一旦終了する大谷について、メジャー最強打者の呼び声が高いマイク・トラウト選手がコメントをしている。
「ここ数年、翔平と一緒にプレーして、翔平と話しをして思ったのは、彼が望んでいるのは勝利だけだ。
負けず嫌いで、練習で家へ帰るのが遅いのは毎晩見ている。信じられないよ。翔平と一緒にプレー出来ることは、とても光栄なことだ。
彼は勝つことだけを望んでいる、僕も今季は良い成績を残し、できれば彼を引き留めたい。」
と来季も大谷選手と一緒にプレーすることを望んでいる。
メジャー全球団が動くであろう、大谷選手のFAだが、特に本気度が高い球団を紹介しよう。
ドジャース
メッツ
ヤンキース
パドレス
ニューヨーク・メッツは、メジャーでも資金が豊富な球団であり、オーナーのスティーブン・コーエン氏は「取引を成立させるのに、お金は障害にならない」とコメントしている
同じく、ニューヨークを本拠地に置くヤンキースは「お金は問題じゃない。大谷は間違いなく、ピンストライプのユニフォームがよく似合う選手だ。」とコメントしている。
ヤンキースはこれまで多くの日本人選手が活躍しており、他チームより日本人がチームに溶け込み、プレーしやすい環境が整っていることもあり、有力候補と言えるだろう。
パドレスは、2022シーズンを西地区2位の成績やダルビッシュ、タティスJr、ブレイク・スネル投手、マニー・マチャド、などのスター選手もおり、球団初のワールドシリーズ制覇を狙えるチームであり、「ワールドシリーズを争うチームを作るためなら、どんなことでもやる。オオタニはまさにそれを実現してくれる」とコメントしている。
ドジャースとしては、同じロサンゼルスにいるスーパースターを獲得すれば、同じロサンゼルスのエンゼルスファンも球場に足を運んでくれるメリットもあり、獲得する資金も充分にあるとみられる。
ホームラン、勝利を量産する大谷選手がエンゼルスと契約延長をするのか、他球団に移籍するのか、目が離せない。