試合内容
初回は両チームとも無得点だったが、2回にエラーが2個絡む形で4点を失う。
2回の中国代表の攻撃では2本のヒットが繋がったが得点には結びつかなかった。
3回にはENEOS打線が 投手のタイミングを合わせて更に2点を失う。 投手は3回6失点となったが、エラーも絡んでおりそこまで悪くはないピッチャーという印象。
ピッチャー交代となって、4回にも1点を失うが、5回6回と無失点で切り抜ける。
7回から変わった左ピッチャーが制球が定まらず5連続四球の計6四球やヒットなどで4失点して満塁で降板した。代わったシンガポール出身のピッチャーは球自体は走っていて良かった。
結果的にファーストのエラーや四球で2点を失うがピンチを切り抜けて、8回も0点に抑えた。
中国代表は0-13と大敗したが、スコアほどの弱い印象ではなかった。
ENEOSは社会人野球では最多の12回優勝しており、プロ野球出身選手数でも1位タイの最強社会人チーム。流れに左右されたように見えた試合
中国代表の課題
この2つを改善出来れば、それなりのチームになるという印象を受けました。
打線に関しては0点に抑えられましたが、三振が多い訳ではなく、バットに当たっており個人の調子次第にも見えました。
なによりENEOSの投手陣が全員良かったです。さすが社会人野球最強という感じでした。
日本が気をつけたい事
中国代表の打者で1番警戒したい打者は元ソフトバンクで父親が中国人の真砂選手です。
今日の試合でもヒットを1本打っており、日本代表ピッチャーから打つ可能性が1番高い打者です。
投手では、25歳右腕アラン・カーター選手。同選手は今年1月にエンゼルスとマイナー契約を結んだ実力がある選手です。
今日の試合をみて、日本代表と比べて格下なのは間違いないでしょう。
初戦中国戦
日本は9日の中国戦で先発濃厚なのが大谷投手ですが、今の中国代表は大谷投手の球を打てないでしょう。
そこまで心配はいらないですが、2番手以降のピッチャーの球速には慣れてきて、ヒットは出やすくなると思います。
中国の世界ランクは30位、日本の世界ランクが1位、中国はWBCでは初の1次ラウンド突破を目指す。
初戦中国戦では日本代表が勢いがつく勝ち方に期待したいです。