メジャーの若手有望株ラーズ・ヌートバー選手(カージナルス)がWBCの日本代表に初めて日系選手として選出されました。
驚くことに、ヌートバー選手は2006年の高校日本代表と縁があり、当時高校球児だった斎藤佑樹や田中将大などと交流があったのです。
ヌートバー家が高校日本代表の米国遠征時にホストファミリーとして一部選手を受け入れ、当時のヌートバー少年(10歳)がバットボーイとして選手たちと関わり、明るく元気なヌートバー少年はキャッチボールやアップも一緒に混ぜてもらうこともあったようです。
当時のヌートバー少年の家にホームステイした2選手によると、映画ホームアローンに出演したマコーレー・カルキンのような、明るい元気なイタずらっ子で、みんなに愛されていたという。
遠征が終わってしまうときに、別れの手紙をヌートバー少年が書き、その手紙には「寂しい、また絶対会おうね」などと表現がストレートで愛嬌があった内容だったそうです。
ヌートバー選手自身10歳のときにすでに「日本代表になりたい」と話しており、当時から抱いていた夢が叶う形となったのです。
メジャーリーガーとなったヌートバー選手は、強豪カージナルスで結果を残し有言実行となる日本代表入り。
栗山監督も「話したら100%全員好きになる」と表現するなど、素晴らしい人間性がうかがえます。
大谷翔平、歴代最強の日本代表と一緒にプレーする姿が待ち遠しいばかりです。
【球界ここだけの話】より一部抜粋