モレノオーナーが球団売却中止を発表 大谷翔平のFAにどう影響するか
大谷翔平が所属するエンゼルスのモレノオーナーが、今季(2023年シーズン)も球団を保有することになった。
エンゼルスは球団創設以来、初のワールドシリーズを2002年に制し、翌年の03年にモレノ氏はメキシコ系アメリカ人としては初めてのオーナーとして就任。(モレノ氏は広告業で財を成した)
2010年までに6度のプレーオフ進出を果たし、14年にはアリーグ西地区優勝をしたものの、ワールドシリーズ制覇とはいかず、15年から2022年までの8年連続でプレーオフ進出を逃す結果
となっている。
モレノ氏が球団を通した声明によると「今回、球団売却のプロセスを通じて、売却のサポートをしてくれたパートナーの会社に感謝する。おかげでチームに強い関心を示すことが出来た。私たちはやり残したことがあり、我々の心がまだ、エンゼルスにあり、ファン・選手・そして従業員とまだ別れる準備が出来てないことに気づいた。このオフシーズンでチームの総年俸が最高記録になることを約束し、ワールドチャンピオンを奪回するという目標ができました。」
モレノ氏が思ってる価格が出なかったのか?
はたまた、宣言通りワールドチャンピオンを本気で奪回する活路が見いだせたのか、
そして2023年FAとなる大谷翔平にとっても大きな影響がある。
史上初めて5億ドル(約653億円)の超大型契約となる可能性があるが、モレノ氏は課徴税(贅沢税)に否定的との噂があり、大谷の去就に大きな影響を与えるであろう。